シンクタンク報告書「南中国海の真実」中英二ヶ国語版が発表
人民網日本語版 2025年08月22日15:55
新華社国家ハイエンドシンクタンクは21日、報告書「南中国海の真実」(中国語と英語の二ヶ国語版)を世界に向けて発表した。報告書は、中国が南中国海諸島に対して有する領土主権及び海洋権益の歴史的・法的根拠を体系的に明らかにし、「南中国海問題」に対する域外勢力の介入の事実と真実を暴き出し、中国の「南中国海を平和・友情・協力の海にする」という提唱の実践の成果を詳細に解説している。新華社が伝えた。
報告書によれば、80年前、第二次世界大戦後の国際秩序・体制の一部として、中国は「カイロ宣言」や「ポツダム宣言」など第二次世界大戦後の国際秩序を定めた国際法文書に基づき、南中国海諸島に対する主権行使を回復した。南中国海における中国の主権及び権益は、国際社会において広く認められている。
報告書は、域外勢力がいわゆる「インド太平洋地域」で中国を標的に「大国間競争」を仕掛け、南中国海問題を中国封じ込めの足掛かりとしていることが、フィリピンなど領有主張国が中国を挑発するよう煽り立てられ、南中国海情勢の緊張が高まり続けていることの根本的原因だと分析。中国のイメージを毀損し、中国を封じ込めるという域外勢力の誤った行為には、覇権の争奪と維持を核心とする近代西洋の戦略観が体現されているとの見方を示している。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年8月22日
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