外交部「米露は核軍縮における特別かつ第一義的責任を着実に履行すべき」

人民網日本語版 2025年09月24日14:15
外交部「米露は核軍縮における特別かつ第一義的責任を着実に履行すべき」

外交部(外務省)の23日の定例記者会見で、郭嘉昆報道官は米露の「新戦略兵器削減条約」に関する記者からの質問に答えた。

【記者】ロシアのプーチン大統領は22日、来年2月5日に期限を迎える「新戦略兵器削減条約(新START)」について、期限後1年間、条約の求める制限を引き続き遵守する意向を表明した。また、ロシアが遵守を継続するのは、米側が同様の行動を取った場合のみだとした。これについて、中国としてコメントは。

【郭報道官】中国はロシアの示した積極的な姿勢を評価する。米露の「新戦略兵器削減条約」の問題における中国の立場は一貫している。最大の核戦力保有国である米露は当然ながら、核軍縮における特別かつ第一義的責任を着実に履行し、「新戦略兵器削減条約」の履行を再開するとともに、後続の取り決めを協議し、引き続き検証可能で不可逆的かつ法的拘束力を有する方法によって、核戦力をさらに大幅かつ実質的に削減するべきだ。これは、国際社会が一致して期待している事でもある。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年9月24日

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