国防部「米国が『第一』に核兵器・軍事費削減を行うべき」

人民網日本語版 2025年02月28日13:30

国防部(省)の27日の定例記者会見で、呉謙報道官が米大統領の中露軍事関連発言について質問に答えた。

【記者】報道によると、米大統領は最近の記者会見で、中露との間で核兵器削減について協議する計画に自ら言及し、さらに3ヶ国の国防費を半減させることを提案すると述べた。これについてコメントは。

【呉報道官】世界最大の核兵器保有国である米国は、核軍縮における特別かつ優先的な責任を的確に履行し、核兵器保有量をさらに大幅かつ実質的に削減すべきである。この点については、国際社会において共通認識がある。中国は核先制不使用政策を遂行し、自衛・防御的な核戦略を堅持し、核戦力を常に国家の安全に必要な最低限の水準に維持し、国際平和・安全の維持に積極的な貢献を果たしている。

軍事費の問題に関しては、米国の軍事費は長年続けて世界一であり、その総額は後続の8ヶ国の軍事費を合算した額を上回り、国際社会はこれに深い懸念を抱いている。核兵器削減と軍事費削減の問題においては、米国は確かに「米国第一」を実践し、「第一」に行動すべきだと考える。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年2月28日

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