中国の海底油ガスパイプライン総延長が1万kmを突破

人民網日本語版 2025年09月29日14:00

中国海洋石油集団有限公司(中国海油)は28日、中国の海底油ガスパイプラインの総延長が1万キロメートルを突破し、世界トップレベルに躍り出たと発表した。これは、中国の海洋油ガスパイプライン工学技術と設備能力が全方位で飛躍を遂げたことを示しており、海洋油ガス資源の開発加速や国家の海洋エネルギー自給保障能力の向上において画期的な意義を持つ。新華社が伝えた。

「第14次五カ年計画(2021-25年)」以降、中国海油は重要プロジェクトを基盤に、国内の大学・研究機関や産業チェーンの川上・川下企業と連携して独創的技術の研究開発を持続的に強化し、累計で1500キロメートル以上の海底パイプラインを敷設した。最大作業水深は1542メートルに達し、浅海から超深海への飛躍を実現した。

現在までに、中国の海底油ガスパイプライン総延長は1万キロメートルを超え、敷設規格は直径2インチから48インチまで全サイズを網羅。敷設技術と設備能力は国際的に先進水準に達し、設備技術体系の完全性などの面で国際的に先行している。(編集YF)

「人民網日本語版」2025年9月29日

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