中国チーム、FIRSTグローバル・チャレンジ2025で3つの賞を受賞

人民網日本語版 2025年11月04日13:45

FIRSTグローバル・チャレンジ2025が10月29日から11月1日まで、パナマの首都パナマシティで開催された。中国チームは今大会で、FIRSTグローバル順位戦3位、FIRSTスキルチャレンジ3位、そして「ウスタード・アフマド・ラホリ工学イノベーション賞」銀賞の3つの賞を受賞した。新華社が伝えた。

FIRSTグローバル・チャレンジは、14歳から18歳の青少年を対象とする国際ロボット競技会で、毎年開催されている。各国のチームが協力してロボットを設計・製作し、試合を通じて地球規模の環境課題の解決を模擬的に競い合うものだ。

パナマ観光局のグロリア・デ・レオン局長は、「この大会は単なる競技を超えたものであり、次世代が科学とロボット分野に挑戦する意欲を掻き立てるものだ」と語った。

表彰式で中国チームのメンバーは、「この経験を多くの人に共有し、より多くの中国の学生がロボット競技に参加するきっかけにしたい」と話した。

中国チームのリーダーである范爽氏は、「中国チームが今回初めて工学イノベーション賞を受賞できたことは、中国の若者がイノベーションの分野でより優れた成果を上げていることを示している」と述べた。

今大会では、ロボットのパフォーマンス、STEM(科学・技術・工学・数学)の普及、国際協力など、さまざまな分野での取り組みを評価する20以上の賞が授与された。(編集YF)

「人民網日本語版」2025年11月4日

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