2025中国ニューメディア大会、AIとメディアの融合に焦点
2025年中国ニューメディア大会が11月12日、湖南省長沙市で開催され、中央および地方の報道機関、ウェブプラットフォーム、ジャーナリズム系大学、研究機関などから1000人を超える代表が集まり、「インテリジェンスの結集とシステム変革」をテーマに、AI(人工知能)メディア時代の発展の新たな道筋について意見を交わした。新華社が伝えた。

11月12日、2025中国ニューメディア技術展でVR機器を体験する来場者。
現在、AIをはじめとする新興技術がオールメディア発信システムのAI化を推進し、主要メディアが「融合メディア」から「AIメディア」への飛躍的発展を加速させている。7回目の開催となる今回の業界イベントは、中華全国報道従事者協会と湖南省人民政府の共催で行われ、主要メディアのシステム変革という中心テーマに焦点を当てた。
メディア改革の深化は、「足し算」から融合へ、さらに深層融合へと進んでいる。大会は、メディア改革の深化という時代の潮流を正確に捉え、AIが牽引する技術革命の潮流に対応し、主流世論の新たな構造を構築し、中国式現代化建設のために前進する力を結集するものとなった。参加者たちは、「主要メディアのシステム変革を深化させるには、メカニズムイノベーションによって内在的な活力を喚起し、コンテンツイノベーションで情報発信の主導権を握ると同時に、技術イノベーションを原動力とする転換と飛躍を進め、プラスのエネルギーと大規模なアクセス数の『双方向の融合』を実現する必要がある」と口をそろえた。

11月12日、2025中国ニューメディア技術展で仮想スタジオのオフライン打刻システムを体験する来場者。
湖南広播影視集団有限公司(湖南広播電視台)の龔政文会長は、「情報技術は日々進化しており、AIは本格的な爆発期を迎えようとしている。文化と科学技術の融合発展に積極的に取り組み、『AI+映像・音声』行動を実施し、『文化+テクノロジー』の両輪で発展の遺伝子を再構築する。AI、仮想現実(VR)、超高精細(UHD)などの新技術を基盤構造として、強力なデジタル・インテリジェンス基盤を構築していくべきだ」と述べた。
江蘇省党委員会宣伝部の胡連生副部長は、「主要メディアの中心的な役割、個人メディアの新戦力としての役割をさらに発揮し、主要メディアと行政プラットフォーム、商業プラットフォーム、個人メディアとの『同調・共鳴』を推進する必要がある。情報の流れを創出し、それを受け止め、さらにそれを誘導することも大切だ」との見方を示した。(編集YF)
「人民網日本語版」2025年11月13日
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