伝統工芸「花絲鑲嵌」にトレンド吹き込む若者たち

人民網日本語版 2025年11月28日16:29

伝統象嵌工芸の「花絲鑲嵌」技術は、2008年に国家級無形文化遺産に登録された。金や銀などを原料とし、細かな手作業により、金属線をさまざまな形に作り上げる。新華社が伝えた。

辜国強さん(30)はニューメディアでライブ配信を行う無形文化遺産の職人で、ファッションデザインの要素を伝統的な「花絲鑲嵌」制作技術に取り入れている。その結果、ますます多くの若者が辜さんのアトリエで働くようになった。また、伝統文化をこよなく愛する多くの人がアトリエを訪れ、「花絲鑲嵌」制作技術を学んでいる。

辜さんのチームは現在、20人以上。2千年以上伝承されてきた「花絲鑲嵌」制作技術という無形文化遺産技術に、こうした若者たちの手で、時代の「ニュートレンド」の風が吹き込まれつつある。(編集YF)

「人民網日本語版」2025年11月28日

注目フォトニュース

関連記事