一線を越えた挑発と独断専行で、高市首相は自業自得の結末を招く
日本の高市早苗首相は先ごろ、国会答弁で公然と台湾に関する露骨な挑発的発言を行い、台湾海峡問題への武力介入の可能性を示唆した。中国側の度重なる厳正な申し入れにもかかわらず、日本側は依然として悔い改めようとせず、誤った発言の撤回を拒否している。高市首相の深刻な一線を越えた挑発と独断専行は、最終的に自業自得の結末を招くことになる。(人民日報「仲音」評論)
これは、中国の主権及び領土的一体性に対する重大な挑戦である。「カイロ宣言」と「ポツダム宣言」、そして国連総会第2758号決議のいずれもが、中国の台湾に対する主権を明確にしている。主権の原則は国連憲章の礎であり、いかなる国も、いかなる者もダブルスタンダードを弄してはならない。高市首相の誤った発言は、1945年の日本の敗戦以来、日本の指導者が初めて公式の場で、いわゆる「台湾有事は日本有事」を鼓吹し、かつ集団的自衛権の行使と関連付け、初めて台湾問題において武力介入を企てる野心を表明し、初めて中国に対して武力による威嚇を発したものであり、中国の主権及び領土的一体性に対する重大な挑戦である。これを断固として阻止することで、悪事を真似る者への戒めとしなければならない。
これは、中国への重大な内政干渉である。台湾問題は中国の核心的利益の中の核心であり、台湾の事は完全に中国の内政である。いかなる方法で台湾問題を解決し、国家統一を実現するかは中国人自らの事であり、いかなる外部勢力の干渉も許さない。高市首相の発言は「台湾独立」勢力に誤ったシグナルを送り、「一つの中国」原則、中日の四つの政治文書の精神、国際関係の基本準則に深刻に背くものである。「台湾独立」への支持は中国への内政干渉であり、「台湾独立」への黙認は台湾海峡の安定を損なうことであり、こうした挑発的発言は人心を得ず、最終的に失敗に終わる。
これは、中国人民と反ファシズム同盟国及び各国の人々の感情を深刻に傷つけるものである。今年は中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利80周年に当たり、台湾光復(日本の植民地支配からの解放)80周年にも当たる。南京大虐殺からマニラ大虐殺に至るまで、日本による侵略戦争は中国人民とアジアの人々に甚大な惨禍をもたらし、痛ましい集合的記憶を残した。かつて日本は中国の台湾に対して50年の長きに及ぶ植民地支配を行い、筆舌に尽くし難い罪行を犯し、台湾同胞は抗日闘争を継続し、計65万人以上が壮烈な殉国を果たした。高市氏は日本の首相として、歴史的罪行を率先して反省してしかるべきだ。その挑発的発言は、歴史が許さず、14億中国人民が許さず、日本による侵害を受けたアジアの人々、ひいては世界の人々も許さないのである。
これは、深刻な逆行であり、軍国主義の亡霊を呼び戻すものである。高市首相が「台湾有事」を集団的自衛権と結び付けるのは、日本の軍拡の口実作りである。就任以来、高市首相は軍拡面で絶えず行動を起こし、ひいては「非核三原則」の見直しまで検討している。九一八事変から真珠湾攻撃に至るまで、日本は度々「存立危機」を口実に侵略戦争を発動し、世界に甚大な惨禍をもたらし、自らをも苦難の深淵へと陥れた。軍国主義が息を吹き返すに任せれば、日本が再び底知れぬ深淵へと陥るのは必至だ。
これは、日本国民に対する深刻なミスリードである。高市首相が「存立危機」という口実を人為的に作り出すことで、民意を操り、感情を煽ろうとするのは、日本国民を欺き、傷つけるものだ。日本国内の有識者が連日、批判の声を上げているのも、日本国民が首相官邸前で集会を開いて強い不満を表明しているのも、高市首相の無責任な挑発に対する抗議である。こうした理性的な声に、高市首相はよくよく耳を傾けるべきであり、誤った道を突き進んではならない。
これは、戦後国際秩序と国際法を深刻に損なうものである。第二次世界大戦の敗戦国である日本の国家行為は、国連憲章と自国の「平和憲法」によって明確に制限されている。高市氏に代表される日本の右翼が、「平和憲法」の改正さらには形骸化を企て、「専守防衛」原則に完全に背き、軍拡政策への地ならしをしているのは、戦後国際秩序と国際法に突きつけられた体制上の挑戦であり、この危険な逆流は必ずや断固たる阻止に遭う。
これは、国際関係の基本準則への重大な違反である。高市首相は以前、「台湾問題において、日本は1972年の日中共同声明の立場を堅持する」との意を表しているが、その舌の根も乾かぬうちに、今や180度方針転換し、台湾問題において極端な発言を行っている。外交政策において二転三転し、矛盾した言動を行い、国際関係の基本準則に背くようでは、全世界に「日本は信頼も信用もできない」というマイナスのイメージを植え付け、全面的な国際的孤立に陥るだけである。
これは、地域の平和と安定を深刻に脅かすものである。「台湾有事は日本有事」という危険な関連付けは、日本を再び地域の安定と世界の平和を破壊する不安定化要因にするだけである。高市首相の誤った発言は、すでに国際社会の一致した反対に遭っている。ロシア外務省報道官は「日本の高市早苗首相による、台湾に関する先日の発言は非常に危険だ。日本は歴史を深く反省し、第二次世界大戦の教訓を汲み取るべきだ」と表明した。タイのPhinij Jarusombat元副首相は「日本の高市早苗首相の行った誤った発言は、アジア地域の平和を脅かすものであり、世界平和に対する大きな挑戦でもある」と表明した。
これは、人類の正義と良心を深刻に踏みにじるものである。頻繁な靖国神社参拝から南京大虐殺の否定、さらには「中国の脅威」の誇張に至るまで、高市首相は歴史の確定判決を覆し、正義を曇らせるという思い上がった企てを抱いている。第二次世界大戦以来、日本は自らの侵略の罪行及び中国やアジアにもたらした甚大な惨禍を深く反省しておらず、右翼勢力に至っては正義を覆い隠し、良心を消し去る道を突き進んでいる。歴史を忘れることは裏切りを意味し、過ちを繰り返す可能性すらある。右翼を放任すればするほど、日本は危険に近づき、繁栄から遠ざかり、明るい未来と逆行することになるのである。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年11月28日
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