人民網人工知能研究院が複数の大学と提携
12月25日に開催された「第7回人民網コンテンツ・テクノロジーフォーラム」において、人民網人工知能研究院(以下、「研究院」)は、上海交通大学人工知能研究院および上海財経大学デジタル経済研究院との提携調印式を行った。今後、各方面は大学の科学研究における優位性とメディアプラットフォームの資源を統合し、AI(人工知能)技術の研究、産業応用、エコシステム構築を共同で推進し、国家のイノベーション発展戦略に貢献していく。人民網が伝えた。
研究院は「研究を基盤とし、メディアを架け橋に、産業と金融を融合させ、国家に貢献する」を全体方針に掲げ、メディアの特色と産業への影響力を兼ね備えたAIシンクタンクおよびイノベーションサービスプラットフォームの構築に注力する。今回の調印は、研究院が「政・産・学・研・用(行政・産業・大学・研究機関・ユーザー)」の融合エコシステムを構築するうえでの重要な取り組みであり、業界研究、産業推進、イノベーションサービス分野におけるプラットフォーム機能を一段と強化するものだ。
今後、各方面はAIの先端技術開発、「産・学・研」の協調的イノベーション、高度シンクタンクの構築、人材育成および成果の事業化などを軸に、踏み込んだ協力を展開する。人民網の情報発信力、資源ネットワーク、シナリオの優位性を生かしつつ、上海交通大学が有するAIの基礎研究と技術開発における豊富な蓄積、上海財経大学のデジタル経済、フィンテック、政策研究分野での強みを組み合わせ、共同研究、プロジェクトのインキュベーション、産業支援を進める。同時に、共同研究チームを結成し、先端研究課題に取り組むほか、「AIオープンラボ」を共同で設立し、技術検証と成果の事業化を推進する。さらに、業界研究報告や政策提言を定期的に発表し、影響力のある学術交流および産業連動プラットフォームの構築を目指す。(編集ES)
「人民網日本語版」2025年12月26日
注目フォトニュース
関連記事
- 中国の研究影響力が日増しに拡大
- 中国-ASEAN人工知能イノベーション協力センターの建設を加速 広西・南寧
- 中国、6分野のリサーチフロント活況度指数が世界1位に
- 中国チーム、FIRSTグローバル・チャレンジ2025で3つの賞を受賞
- 中国2024年のイノベーション指数、前年比5.3%増
- 最新研究で「中国がアズキの起源地の一つ」と確認 日本が起源中心地説を覆す
- 雲南省で育成された新品種のコウシンバラが中国国内外で人気に
- 北京初のAIサーバー「ダークファクトリー」、2025年内に運用開始へ
- 中国-ASEAN人工知能イノベーション協力センター、60以上のプロジェクトを契約
- 毎日4社以上の技術成果事業化企業が誕生する都市
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn








