中国初の年間100万トンの炭素注入を達成した油田が新疆で誕生
人民網日本語版 2025年12月29日13:31

中国石油天然ガス集団有限公司(中国石油)が12月29日に発表した情報によると、中国石油新疆油田の今年の二酸化炭素注入量が12月28日時点で100万トンを突破し、年間炭素注入量100万トンを達成した中国初の油田となった。新華社が伝えた。
CCUS(二酸化炭素回収・利用・貯留)とは、生産過程で排出される二酸化炭素を回収・精製し、新たな生産プロセスに投入して再利用・貯留する技術を指す。新疆油田の試算によれば、100万トンの二酸化炭素注入は900万本近くの植林に相当する効果がある。準噶爾(ジュンガル)盆地は国家の重要なエネルギー拠点だ。新疆油田の生産区域内には20億トンレベルの炭素貯留能力があり、周辺には工業企業が集積し産業間の連携も強いため、CCUS産業クラスターの大規模な発展に適した条件が整っている。(編集YF)
「人民網日本語版」2025年12月29日
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