世界を「ジャングルの時代」に逆戻りさせてはならない
米国とイスラエルは先ごろ、国連安保理に意見を求めることも、その承認を得ることもなく、イランに対して軍事攻撃を発動した。この行為は国際法と国際関係の基本準則を公然と踏みにじるものであり、中東情勢は深淵へと突き落とされる危険に直面している。国際社会は和平促進の努力を結集し、情勢を緩和の方向へと向かわせるよう後押しし、国際法と国際関係の基本準則を共同で守らなければならない。人民日報が伝えた。
米国とイスラエルによるイランへの軍事攻撃の発動を受け、国際社会からは一斉に反対の声が上がっている。国連のグテーレス事務総長は、国連憲章は国際の平和と安全を維持するための基礎であり、国際法と国際人道法は常に尊重されなければならないと明確に指摘した。上海協力機構(SCO)は声明を発表し、武力の行使は容認できないと強調し、国際法及び国連憲章の趣旨と原則に基づき、対話、相互尊重、各当事者の合法的利益への配慮を基礎に、現下の衝突を解決することを支持した。アラブ連盟は、中東地域が深刻化する不安定化と暴力の連鎖に陥るのを防ぐため、事態の緩和に向けて迅速な行動を取るよう国際社会に呼びかけた。
軍事行動を直ちに停止しなければならない。喫緊の課題は、緊張のさらなるエスカレーションを回避し、戦火が中東全域に拡大・波及するのを防ぐことだ。国際社会は湾岸諸国の安全を重視し、それらの国々が自らの前途と命運を自らの手中に掌握することを支持すべきだ。
対話と交渉を早急に再開すべきだ。政治的・外交的手段を通じたイラン核問題の平和的解決が唯一の正しい選択であり、これは国際社会の共通利益に合致する。厳しい情勢を前に、関係当事者は早急に対話と交渉を再開し、国際原子力機関(IAEA)が客観的かつ公正に責務を履行することを支持し、イラン核問題を平和的解決という正しい軌道に戻すべきだ。
一方的行為には共同で反対しなければならない。国際社会は、国際法に違反するいかなる行為も阻止すべきだ。いかなる大国も、軍事的優位を背景に他国を恣意的に攻撃してはならず、世界を「ジャングルの時代」に逆戻りさせてはならない。
責任ある大国として、中国は国際社会と共に積極的に和平を促し、戦火を阻止し、地域情勢の沈静化の後押し、中東及び世界の平和と安定の維持のために建設的な役割を果たしていく。(編集NA)
「人民網日本語版」2026年3月4日
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