中国が政府活動報告で打ち出した経済成長率目標をどう科学的に捉えるべきか
人民網日本語版 2026年03月10日14:15
開催中の全国両会(全国人民代表大会・中国人民政治協商会議全国委員会)で、中国政府が実情を踏まえて打ち出した一連の経済・社会発展目標が世界的な注目を集めている。5日に審議に付された政府活動報告では、今年の中国の経済成長率予測目標を「4.5~5%」と発表すると同時に、「現実の取り組みにおいては、より良い結果を目指して努力する」と強調した。
なぜ「4.5~5%」なのか。この経済成長率目標をどう科学的に捉えるべきか。
国家発展改革委員会マクロ経済研究院の張林山研究員は、こう分析する。第一に、この目標は「質の高い発展」のために十分な余地をあらかじめ確保するものであり、構造調整、リスク防止、改革促進に必要な余裕を残すとともに、質の高い発展に力を集中させ、「質の有効な向上」と「量の合理的な増大」を実現させるべく各方面を導く狙いがある。第二に、この目標は経済発展の中長期目標と緊密につながっている。2035年までに1人当たりGDPを2万ドル(1ドルは約157.6円)以上に引き上げ、2020年比で倍増させるという長期目標から逆算すると、今後10年間の中国経済は年平均4.17%以上成長すればこの目標を達成できる。
したがって、「4.5~5%」という目標は、第15次五カ年計画(2026~30年)のスタートのために基礎を固め、主導権を確保するものであると同時に、その後の段階で全力を出すために、安定的で制御可能なペースを図るものでもある。(編集NA)
「人民網日本語版」2026年3月10日
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