3つの傾向から見える中国経済の力強いスタートと好調な滑り出し

人民網日本語版 2026年03月18日09:59

(画像著作権はCFP視覚中国所有のため転載禁止)

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「力強いスタート、好調な滑り出し」。3月16日発表の2026年1~2月の経済統計は、いくつかの前向きな変化を示しており、中国経済が「新しく、より質の高い方向」へと持続的に発展し、年間を通じた発展に向けて良いスタートを切ったことを示している。

こうしたプラスの変化は、特に3つの傾向に顕著に現れている。

■投資が減少から増加へ

1〜2月の全国固定資産投資(農家を除く)は、前年同期比で1.8%増となった。前年通年は3.8%減だった。投資が減少から増加へと転じたのは、「多様な要因によるけん引」によるものだ。

多くの重大インフラプロジェクトが着工し、関連投資の比較的速い伸びをもたらした。1~2月のインフラ投資は前年同期比11.4%増で、前年通年より10.8ポイント加速し、投資全体の伸びを3ポイント押し上げた。

産業は新しく、より質の高い方向へと発展し、モデル転換と高度化が続き、新たな原動力への投資が伸びた。1~2月のハイテク産業投資は前年同期比5.1%増だった。

「両重」建設(国家重要戦略の実施と重点分野の安全能力構築)の持続的推進、大規模設備更新に対する継続的支援、民間投資の促進への尽力などにより、有効投資拡大政策の効果が顕著に現れ、投資の活力と持続力が強化された。

■貿易の良好な伸び

1〜2月の物品輸出入額は前年同期比18.3%増となり、前年通年に比べ大幅に加速した。

今年に入ってから、国際環境は大きく変動し、外部リスク、とりわけ地政学的衝突の波及リスクが高まり、各国の経済に大きな不確実性をもたらしている。

こうした流動的な情勢の中、中国製品は競争力の不断の強化によって、依然として国際市場で高い人気を保っている。主要貿易相手国・地域別に見ると、中国のASEAN、EU、「一帯一路」(the Belt and Road)共同建設国・地域との輸出入の増加率は、いずれも20%前後の水準を保っている。

■工業生産が顕著に加速

1~2月の一定規模以上(年売上高2000万元以上)の工業企業の付加価値額は前年同期比6.3%増となり、前年12月より1.1ポイント加速した。

41の主要業種のうち31業種(75.6%)で増加率が前年12月より回復。600種類余りの重点製品のうち、350種類余り(6割近く)で増加率が前年12月より回復した。1~2月に新たな質の生産力が着実に発展し、工業生産は明らかに加速し、多くの業種・製品で伸びが回復した。

滑り出しの段階から、自信が見て取れる。次の段階では、国内外の課題が複雑に絡み合い、不安定化要因や不確定要因が依然として多いが、1~2月の経済統計は、中国経済が長期的に良い方向へ向かっていくための支えとなる条件と基本的な趨勢に変わりがないことを十分に証明している。(編集NA)

「人民網日本語版」2026年3月18日

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