2025年度「中国科学10大進展」が発表
人民網日本語版 2026年03月30日13:55
2026中関村フォーラム年次総会が3月25日、北京で開幕した。国家自然科学基金委員会の党組書記・主任である竇賢康氏が開幕式で、2025年度「中国科学10大進展」を発表した。中国の月探査機「嫦娥6号」による月試料の研究、制御核融合、異種間臓器移植などの成果が選出された。人民網が伝えた。
2025年度「中国科学10大進展」は以下の通り。
(1)「嫦娥6号」の試料が初めて月の裏側の進化史と巨大衝突効果を解明
(2)革新的手法によるフレキシブル超平坦ダイヤモンド薄膜の大規模製造の実現
(3)制御核融合のビッグサイエンス装置が「1億℃」運転を達成
(4)セラミド受容体および微生物由来調節因子の発見とそれらの心血管・代謝性疾患における役割の解明
(5)遺伝子編集ブタ肝臓の人体移植により異種間臓器移植の壁を突破
(6)炎症性老化メカニズムの解明と多次元的標的介入
(7)深海海溝最深部での繁栄する化学合成生物群集の発見
(8)全機能型二次元半導体・シリコン基盤混合アーキテクチャによる異種統合フラッシュメモリチップ
(9)溶融塩炉に基づくトリウム・ウラン核燃料転換の実現
(10)界面制御の新手法による航空宇宙向け高性能フレキシブルペロブスカイト太陽電池の創製
「中国科学10大進展」の選定活動は、中国の基礎研究における重要な進展を広く発信し、研究者が科学の頂点に挑戦し続け、より多くの独創的成果を生み出すことを促すことを目的としている。また、基礎研究の普及を推進し、社会全体の理解と関心、支援を高める狙いもある。同活動は2005年に開始され、これまでに21回実施されており、中国の基礎研究における年間重要成果を示すブランド的イベントとなっている。(編集YF)
「人民網日本語版」2026年3月30日
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