中国初の50万トン規模バイオマス由来グリーンアルコール燃料実証プロジェクトが着工

人民網日本語版 2026年04月10日14:11

中国初となる年産50万トン規模のバイオマス由来グリーンアルコール燃料実証プロジェクトである遼寧省瀋陽市の「50万トン規模風力・太陽光発電による水素製造とバイオマス融合型グリーンアルコール燃料実証プロジェクト」が正式に着工したことが4月10日、中国能建への取材で分かった。同プロジェクトの始動は、中国の水素系液体燃料産業が実証段階から本格的な大規模建設・発展段階へ移行したことを示している。中央テレビ網が伝えた。

グリーンアルコール燃料は、クリーンかつ低炭素な液体燃料だ。その製造プロセスを簡単に説明すると、風力や太陽光などの再生可能エネルギーで発電し、その電力で水を電気分解して水素を生成し、さらにその水素を農林業廃棄物(わらや枝など)から抽出したグリーンカーボン源と反応させ、最終的にメタノールや航空燃料を合成するというものだ。

今回着工した実証プロジェクトの投資総額は320億元(1元は約23.3円)に上る。現地の「風力発電+バイオマス」という独自資源を活用し、年産50万トンのバイオマス由来グリーンアルコール燃料プロジェクトを建設するとともに、2ギガワット(GW)規模の集中型風力発電所を併設する計画で、年間約300万トンのバイオマス資源需要が見込まれている。(編集YF)

「人民網日本語版」2026年4月10日

注目フォトニュース

関連記事