春になると世界の約6割のソデグロヅルが飛来する吉林省西部の湿地
人民網日本語版 2026年04月15日16:33

すぐ近くには集落もある吉林省鎮賚県の莫莫格湿地で、羽を休めるソデグロヅルを含む希少鳥類(4月11日撮影・潘晟昱)。
春が訪れた吉林省鎮賚県の莫莫格湿地には最近、渡り鳥が次々と飛来してピークを迎えている。14日のモニタリングデータによると、同地で羽を休めているソデグロヅルは4000羽以上、ガンの群れは10万羽以上に達している。中国新聞網が伝えた。
「中国のソデグロヅルの里」と呼ばれる鎮賚県内にある莫莫格湿地は、「東アジア・オーストラリア地域フライウェイ」上にある重要な中継地だ。渡りのルートがかなり集中しているソデグロヅルにとって、湿地数ヶ所の自然環境が直接その群れの存続に係わることになる。

吉林省鎮賚県の莫莫格湿地で羽を休めるソデグロヅルを含む希少鳥類(4月11日撮影・潘晟昱)。
莫莫格湿地は、数多くの水深の浅い池や沼沢で構成されており、渡り鳥の移動の季節になると、200種類以上の鳥が飛来する。そして、ツルのつがいや、亜成体を連れた「小さな家族」がゆっくりと歩きながらエサを食べている様子や、その近くの水面でガンの群れが突然空に飛び立って、水しぶきが舞い上がる圧巻の景色などを観察することができる。
現時点で、世界の野生のソデグロヅルの個体数は約6700羽で、そのうちの約60%が莫莫格湿地を北へと移動する時に重要な「補給ポイント」としている。毎年春になると、ソデグロヅルはそこで約1ヶ月にわたり、羽を休める。
中国野生動物保護協会・白城護飛隊の潘晟昱隊長は、「ソデグロヅルの個体数が安定し、増加しているのは、莫莫格湿地の生態系が回復しているほか、途中で経由する各保護区や湿地も保護され、生息地の環境が継続的に最適化されているからだ」としている。(編集KN)
「人民網日本語版」2026年4月15日
注目フォトニュース
関連記事
このウェブサイトの著作権は人民網にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn








