「中国人になろう」ブームで保温ボトルが外国人に人気 1-3月は売上1170億円
「朝は1杯のお湯から始まる」。海外のSNSで、こんな発信をするブロガーを見かけるようになった。
米国の情報番組「グッド・モーニング・アメリカ」の3月12日の放送によると、「朝にお湯を飲む」はこの週にTikTokでの注目度が1000%以上アップした話題になり、検索件数は延べ425万回に上った。米紙「ニューヨーク・タイムズ」が中国系米国人のインフルエンサー「美国大V」さんのコンテンツを引用して紹介したところによると、海外SNSでは「中国人になる」が爆発的に流行しており、その内容にはお湯を飲むといった中国人の生活習慣を取り入れることも含まれている。
中国税関総署の王軍副署長は先ごろ、「ネットから広まった『中国人になろう』という文化的ブームは、中国製品に対する消費ニーズも牽引している。保温ボトルや茶葉などが人気商品となっており、第1四半期(1-3月)の輸出額が保温ボトルは50億元(1元は約23.4円)、茶葉は27億元に達した」と明かした。

写真提供・人民日報
阿里巴巴国際站(アリババ国際サイト)の最新データによると、過去1年間にアリババプラットフォームでは保温ボトル関連のビジネスチャンスが前年比約200%増と大幅に増加し、海外からの調達ニーズが引き続き旺盛だった。市場分布を見ると、米国や南アジアなど従来の市場だけでなく、英国、カナダ、オーストラリアなどハイクオリティー生活用品市場が、この産業の成長を牽引する新たな原動力になろうとしている。
では、中国の保温ボトルはどのようにして海外市場で人気を得たのか。
長年にわたり海外でカップ・ポット市場を深耕してきた浙江同富特美刻股份有限公司の姚華俊会長は、「『中国式ヘルスケア』ブームは確かに一定の追い風になった。しかし、保温ボトルは海外で突然、爆発的に売れるようになったのではなく、長期間の安定した増加傾向とここ数年間の加速度的な市場拡大というプロセスをたどった。これまで保温ボトルは機能的な道具と見なされることが多かったが、今では多くの国で、ライフスタイルにマッチし、美的センスを発揮でき、社交的な属性も備えた消費財へと徐々に変化している」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2026年4月24日
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