衛星測位システム「北斗」対応スマホ14億台、ナビ機能搭載車1億台! 北斗が大規模産業化段階へ

人民網日本語版 2026年05月19日16:21

「2026年中国北斗時空産業発展白書」が5月18日に発表された。それによると、2025年には中国の北斗時空産業の総生産額が1兆3323億元(1元は約23.4円)に達し、質の高い発展の新段階に入ったという。

北斗時空産業とは、北斗衛星測位システムを中核とし、リモートセンシング地理情報、移動通信、屋内測位など多くの技術ツールと深く融合した総合的産業システムだ。

同白書によれば、2025年、中国北斗時空産業の総生産額は1兆3323億元に達した。そのうち基礎となる衛星測位システム産業の生産額は前年比9.24%増の6290億元に上り、力強い発展のレジリエンスと極めて大きな成長のポテンシャルを示した。

北斗システムは現在、通信や電力、交通輸送など国の重要インフラ建設に全面的に応用されている。通信分野では、5G基地局と北斗システムが融合して「通信・ナビゲーション・センシング」が一体化した新型デジタルインフラへと発展し、サービス提供範囲が地上から低空域や地下へと拡大した。

電力分野では、2025年末現在、産業全体で北斗の測位、時報、ショートメッセージ通信などの機能に対応した各種デバイス約40万台・セットが幅広く普及し、応用されている。電力産業向けの北斗地上補強基準ステーション3000ヶ所以上の建設・配置が完了し、正確で安定した位置情報サービスを提供することが可能になった。

中国衛星ナビゲーション測位協会(GLAC)の趙継成副会長は、「大衆消費の分野に継続的に力を入れ、応用規模がさらに拡大して、すでにスマートフォン14億台が北斗測位機能に対応しており、スマホ全体のうち98%を占める。また、北斗測位機能に対応したウェアラブルデバイスの保有台数は1億6000万台を超え、乗用車1億台以上に北斗ナビゲーション測位機能を備えた車載端末が搭載されている」と説明した。(編集KS)

「人民網日本語版」2026年5月19日

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