中国SNSアカウントでフォロワー220万人抱える英国教授の魅力とは?

人民網日本語版 2026年05月27日15:11

イギリス学士院の会員で、ケンブリッジ大学の人類学教授、キングス・カレッジ・ロンドンの終身フェローであるアラン・マクファーレン氏(85)は、中国のあるソーシャルメディアにアカウントを開設し、それから1年の間にフォロワーが220万以上にまで増え、中国のネット上でトップクラスの人気を誇るようになっている。

動画を見ると、白髪のマクファーレン氏は、中国のネットユーザーから「英国のダンブルドア」と呼ばれており、生粋のイギリス英語で、中国の若者がコメント欄に寄せた質問に一つひとつ答えていく。「死とどのように向き合うべきか?」や「人はなぜ働くのか?」、「寝そべり現象は恥ずかしいことなのか?」、「東洋と西洋の考え方の違いは?」、「虚しさや退屈さから抜け出す方法は?」、「目立たない平凡な人生に意義はないのか?」など多岐にわたる。ともすると、慰めるだけの答えになったり、うやむやでがっかりさせられる答えになったりしがちなトピックばかりだが、マクファーレン氏はゆったりとしたペースで、それらの壮大な命題を紐解き、穏やかでありながら、決してごまかしのない、ある種のパワーを感じさせてくれる回答をしている。

アラン・マクファーレン氏のソーシャルメディアのアカウントのスクリーンショット。

アラン・マクファーレン氏のソーシャルメディアのアカウントのスクリーンショット。

また多くの質問に対し、マクファーレン氏は明確な答えを出しているわけではなく、ネット上で人生相談に答える人気者のように、「あなたはこうすべきだ」といったようなストレートな指摘もあまりしない。ただ、こうしたうまく抑制された回答が、逆に親しみを感じさせている。マクファーレン氏は、この世界をどのように理解し、困難とどのようにうまく付き合うかを、85歳の高齢者の立場からシェアしていると言え、上から目線で若者に対し「ああしろ、こうしろ」と言っているわけでは全くない。

実は、マクファーレン氏は中国との縁が深く、中国に対する理解が深いという点も興味深い。マクファーレン氏は中国を20回以上訪れ、各地を訪問しているほか、東洋と西洋の文明を数十年にわたり研究し、中華文明に関する書籍をたくさん手掛けてきた。

「何に惹かれて、毎年のように中国に来ているのか?」という質問に、マクファーレン氏は、3つの理由を挙げている。

1つ目は美味しい食べ物で、「中国人は食べることに情熱を傾けており、私も中国の食べ物が大好き」としている。2つ目は「物質的環境」で、素晴らしい交通システムやインターネットを挙げている。そんな環境の中でも最も重要だとしているのが、中国の風景だ。中国の風景は非常に多様だとしており、「私は雲南省や四川省の少数民族が住んでいる地域や喜馬拉雅(ヒマラヤ)山脈東部、そして美しい花、気候、山脈が大好き。それに、深センや上海、重慶、北京といった都市も大好き」としている。

3つ目も非常に重要で、それは中国の国民だとしている。そして、「中国の人々は、ネパールで一緒に仕事をした中国の友人と同じく、忠実で誠実、理性的で、愛に溢れ、気前がいい。『ネパールで一緒に仕事をした中国の友人はこうした性質を全て備えていたが、その時一緒だった中国人の数はほんの数人。でも、中国に来てみたら、そんな人が14億人もいた』と冗談を言ったことがあるほどだ」としている。(編集KN)

「人民網日本語版」2026年5月27日

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