水害発生の広西における支援救助活動最前線

7月6日、広西・南寧横州市の六藍ダムが一部決壊した影響で浸水したダム下流の様子(ドローンによる撮影・曹禕銘)。
台風10号「メイサーク」の通過に伴い、広西壮(チワン)族自治区の多くの地域は長時間の記録的な豪雨に見舞われ、災害が発生している。新華社が伝えた。

7月6日、広西・南寧横州市校椅鎮で、避難する被災者をゴムボートで運ぶ救助隊員(撮影・曹禕銘)。
今月7日午後8時の時点で、南寧市では六藍ダム、雲表ダム、六旺ダム、百合ダムなどが危険な状態となっており、被災者は11万2000人に達している。すでに6万3000人が避難し、水害が原因の死者は4人、行方不明者は8人となっている。貴港市では達開ダム、甘道ダム、鶏頸ダム、凌動ダム、石牛ダムなどが危険な状態となっており、被災者は13万2000人以上に達し、これまでに5万3000人が避難した。まだ避難していなかった住民も7日夜には全員避難を完了させた。

7月7日、広西来賓市金秀瑶(ヤオ)族自治県省道S206線長垌郷青山村区間の土砂崩れが起きた道路の復旧作業を行う道路管理保護当局の作業員(ドローンによる撮影・高如金)。
各地が救助隊員派遣や物資調達で支援 被災者避難もサポート

7月6日、広西・南寧横州市校椅鎮六藍村で物資を配る救助隊員(撮影・曹禕銘)。
中国応急管理部(省)は貴州省や湖南省、雲南省、広東省のダム救助のエキスパート350人を南寧市に派遣した。広西は消防救援隊員872人を派遣したほか、消防車186台、ゴムボート88艘を支援のために届けた。さらに、被害状況の確認や被災者の輸送などに用いる救援専用ヘリコプターも1機調達した。

7月7日、広西・南寧横州市校椅鎮六藍村で、怪我をした救助隊員の消毒を行う医療従事者(撮影・曹禕銘)。
広西壮族自治区の食糧・物資備蓄局は広西局と連携して、中央災害救済物資1万点を調達して、欽州、北海、防城港などの水害対策と災害救済を支援している。また、自治区本級救援物資5639点を調達して、横州市や賓陽県などの災害救助を支援している。今後は、南寧市や貴港市が調達した救援物資16万1050点も届けて、被災者の基本的な生活を保障する計画だ。

7月6日、広西・南寧横州市校椅鎮の冠水した道路を歩く救助隊員(撮影・曹禕銘)。
また、電力や通信関連の当局も被災した電線や通信基地局などの復旧作業を急ピッチで進めている。広西電信(チャイナテレコム)は、天通衛星通信システムを稼働させ、山間部や孤立した場所、道路が寸断された場所など、インターネットが遮断されているエリアに、臨時の基地局を開通させている。(編集KN)
「人民網日本語版」2026年7月8日
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