中国、「フィリピンの南中国海領土主張への歴史的・法理的批判」報告書を発表

人民網日本語版 2026年07月09日15:11

自然資源部(省)海洋発展戦略研究所は8日、「フィリピンの南中国海領土主張への歴史的・法理的批判」と題する報告書を発表し、フィリピンの領土拡張の企てが国際法体系に衝撃を与え、地域の平和と安定、及び戦後秩序の枠組みを脅かしていると指摘した。人民日報が伝えた。

報告書は、フィリピンの領土境界の形成過程を整理し、これまでの領土範囲拡張の意図と手法を分析したうえで、「フィリピンが黄岩島及び南沙諸島の一部の島や礁に対する領土主張を行うために提示してきた一連の根拠は、歴史的観点においては史料の誤用や曲解に満ちており、法理的観点においてはその立証価値がほとんど認められず、国際条約の制限を破り、違法に領土範囲を拡張するための口実にすぎない」と指摘。

「国際法上の効力を有する一連の条約によって限定された領土境界を突破し、黄岩島及び南沙諸島の一部の島や礁へと拡張しようとするフィリピンの手法は、史実に基づく根拠を欠き、領土取得に関する国際法の規則に明白に違反している。この違法行為は国際法秩序への挑戦であると同時に、地域の平和と安定、及び国際秩序の維持に対する重大な脅威となっている」とした。

さらに報告書は「フィリピンは歴史的事実の歪曲・抹消、国際法の間違った適用に基づき、持続的に国際世論をミスリードし、違法で過激な行動を取り、黄岩島及び南沙諸島の一部の島や礁に対する主権を違法に主張し、南中国海地域の平和と安定を深刻に脅かし、周辺諸国が経済・社会発展を推し進める上での不安定要因となり、戦後の国際秩序の枠組みに衝撃を与え、自らの不法な利益追求によって引き起こされたリスクを国際社会へと拡散・転嫁している」との見方を示した。(編集NA)

「人民網日本語版」2026年7月9日

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