長江本流初の水上LNG燃料ステーションを訪ねて

人民網日本語版 2026年07月10日14:59

長江南京区間の宝塔水道に位置するLNG(液化天然ガス)燃料バージ船「海港星01」は、長江本流初の水上LNG燃料ステーションであり、江蘇省唯一の水上LNG燃料拠点でもある。中国新聞網が伝えた。

船舶へのLNG補給作業の様子(資料写真)。画像提供:南京海事局

船舶へのLNG補給作業の様子(資料写真)。画像提供:南京海事局

LNGはクリーンで効率的な低炭素エネルギーとして、船舶のグリーントランスフォーメーション(GX)における主要な選択肢の一つとなっている。従来の燃料と比べ、LNGは硫黄酸化物(SOx)、窒素酸化物(NOx)、粒子状物質の排出を大幅に削減でき、二酸化炭素排出量も20%以上低減できるほか、黒煙汚染がなく、環境性と経済性を兼ね備えている。また、貯蔵・輸送時の安全性が高く、エネルギー供給も安定していることから、内陸河川船舶の動力の進化にも適している。

南京海事局の関係責任者によると、現在、南京の長江水域にはLNG燃料バージ船「海港星01」のほか、電動船舶用充電・バッテリー交換ステーション、「ニアゼロカーボン」水上サービスエリアなどのインフラが整備されており、液体アンモニア、メタノール、LNGを含む多様なグリーン船舶向けサービス支援体制が構築されている。今年上半期には、海事当局が252隻のLNG燃料補給作業を支援し、補給量は前年同期比32.5倍増の3545トンに達した。

近年では、南京―徐州間コンテナ輸送グリーン航路や、南京―上海間の河川・海上一貫輸送電動船グリーン高速航路が相次いで開設されたほか、電動タグボートや電動コンテナ船も就航している。南京では現在、船舶、港湾、水上サービスエリア、航路が多面的に連携するグリーン海運エコシステムが初期的に形成されている。(編集YF)

「人民網日本語版」2026年7月10日

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