中国でロードサイドの移動式カフェが新たなトレンドに

人民網日本語版 2026年08月05日16:21

中国の雪山の麓や砂漠の周辺、道路沿いの休憩施設などでは最近、改造したキャンピングカーを停め、コーヒー器具をずらりと並べ、車の前にキャンプ用のテーブルや椅子を並べた移動式カフェをよく目にする。

こうした「ロードサイドカフェ」と呼ばれるキッチンカーによるコーヒーの移動販売が今、中国のコーヒー市場の新たなトレンドとなっている。

(撮影・熊軒昴)

(撮影・熊軒昴)

2026滇池国際コーヒー文化フェスティバルが先頃、雲南省昆明市の湖・滇池の湖畔で開催され、中国各地の52都市からコーヒーを販売する特色あるキッチンカー200台以上が集結した。

(撮影・楊植森)

(撮影・楊植森)

一般的な店舗よりも、移動式の「ロードサイドカフェ」のほうが気軽で、ハードルが低いため、起業を望む若者の間で有力な選択肢となっている。広東省から来たコーヒー販売キッチンカーのオーナー・冼暁明さんは、「キッチンカーの場合、家賃や内装工事の費用がかからず、失敗してもダメージが小さい。さらに、中国各地で文化観光関連のイベントやマーケットが開催されているため、そこに行ってコーヒーを販売することができる。チャンスは多いにもかかわらず、起業資金は少なく抑えることができる」と話す。

福建省出身の依一さんは、雲南省と西蔵自治区を結ぶ道路・滇蔵公路沿いをキッチンカーで移動しながら、コーヒーを販売している。「車を停めた場所が、カフェになる」と話す彼女はこの約3年間、美しい風景を探しながら滇蔵公路を移動し、5万杯以上のコーヒーを販売してきたという。

道路は、都市と都市だけでなく、新しい消費のスタイルと起業の可能性を結んでいる。(編集KN)

「人民網日本語版」2026年8月5日

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