中国初の強い台風にも耐える浮体式洋上風力発電プラットフォームが運用開始
人民網日本語版 2026年08月07日15:02
中国海洋石油集団有限公司は8月6日、中国が独自に設計・建造した初の16メガワット(MW)級テンションレグ大水深浮体式洋上風力発電プラットフォーム「海油安瀾号」が、陸豊油田の送電網への接続に成功し、グリーン電力の供給を開始したと発表した。同プラットフォームは、最大風速56.1-61.2m/sの台風という極限条件に耐えられるよう設計・建造されており、その運用開始は、中国の大水深海域向け浮体式洋上風力発電設備技術が世界トップレベルに達したことを示しており、中国の洋上風力発電開発に新たな道を切り開いている。新華社が伝えた。

「海油安瀾号」は珠江口盆地海域に設置され、水深136メートル、海岸から136キロメートル離れた場所に位置する。全体の高さはビル110階分近くに相当し、総重量は7800トン、受風面積は標準的なサッカー場7.5面分に及ぶ。海底ケーブルを通じて陸豊油田の送電網に接続され、運用開始後は年間5400万キロワット時(kWh)のグリーン電力を供給する見込みだ。
中国は大水深海域の風力資源に恵まれており、将来の洋上風力発電拡大の重要な供給源となっている。テンションレグ浮体式風力発電プラットフォームは、このような大水深海域向けに特別に設計・建造された大型浮体設備であり、技術的難易度が高い。半潜水式プラットフォームと比べ、テンションレグ式プラットフォームは安定性に優れ、設備1メガワット(MW)当たりの鋼材使用量において顕著な優位性を持つほか、必要な海域面積も小さいため、洋上風力発電と従来の海洋利用との競合を緩和し、海洋空間の効率的かつ集約的な利用に寄与すると期待されている。(編集YF)
「人民網日本語版」2026年8月7日
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