海外のネットで話題の「中国に涼みに行こう」 涼しさを支えているのは?
世界では高温の天気が続き、「炙り焼きモード」が継続中だ。
「中国製エアコンの争奪戦」が話題となっていた海外のソーシャルメディアを見ると、海外のネットユーザーらは半分冗談、半分本気で、「中国に涼みに行こう」というトピックについて語り合うようになっている。

なぜ中国に涼みに行くのか?
中国は国土が広大で、真夏でも人気の避暑地がたくさんあるほか、「何も気にせずエアコンを使える」というのも、外国人が中国に涼みに行きたい現実的な理由となっている。ソーシャルメディアでは、中国のネットユーザーの「エアコンのきいた部屋でスイカを食べる」様子が、海外のネットユーザーの羨望の眼差しを集めている。
「エアコンや扇風機を使うことがなぜ羨ましいの?」と疑問に感じる人も多いかもしれない。しかし、国際エネルギー機関(IEA)の2025年版「世界エネルギー見通し」によると、世界には電気が使えない人が依然として約7億3000万人おり、気候リスクも日に日に高まっている。
欧州のような先進地域においても、「誰もがエアコンを使う」ほど電力需要に対応する準備ができていないのが現状だ。
一方、中国の電気使用量は2025年、10兆キロワット時(kWh)を超えた。
中国は世界最大の電力消費国であるにもかかわらず、広範囲で長時間の停電が発生することはほとんどない。
こうした「安心感」を支えているのが、大規模で緻密なエネルギーネットワークだ。

(画像著作権はCFP視覚中国所有のため転載禁止)
発電量を見ると、2025年、中国の発電設備容量は38億9000万キロワット(kW)に達した。うち、風力発電と太陽光発電の設備容量が18億4000万kWで、全体の47.3%を占めた。つまり、「火力発電中心」の時代は過去のものとなりつつあり、無限にある風や太陽光を利用した発電がメインになっているのだ。

(画像著作権はCFP視覚中国所有のため転載禁止)
送電網を見ると、2025年末の時点で、電力配送会社「国家電網」は累計で42件の超高電圧プロジェクトをすでに完了させ、送電線の総延長距離は地球の赤道一周以上に匹敵する長さとなっている。中国西部エリアの太陽光や風を活用して安定して発電され、送電線を通して、電力が東・中部エリアの工場や家庭などに送られている。
エネルギー貯蔵能力を見ると、中国全土の設備で貯蔵できる電力は累計で213.3ギガワット(GW)となっている。
以前は地域ごとに独立して送電網が設置されていたものの、今では中国全土に超高電圧送電網が張り巡らされるようになっている。そして以前は発電してすぐに供給していたものの、今では供給と貯蔵が組み合わせられるようになり、さまざまなエネルギーを利用して発電が足並みを揃えて発展するなど、中国の電力システムはますます進化している。
特に、再生可能エネルギーを活用した発電設備の規模が、火力発電設備を上回るという歴史的成果が達成されている中国では、何も気にせずエアコンを使えるだけでなく、環境にやさしい電力使用を実現している。(編集KN)
「人民網日本語版」2026年7月7日
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