731部隊海拉爾支隊の書類により日本軍の細菌戦犯罪隠蔽工作が判明

人民網日本語版 2026年08月13日11:21

731部隊海拉爾支隊「身上申告書」の複写。(取材対象者提供)

731部隊海拉爾支隊「身上申告書」の複写。(取材対象者提供)

侵華日軍第七三一部隊罪証陳列館は12日、731部隊海拉爾(ハイラル)支隊(満洲第543部隊)の「身上申告書」を公開した。この書類から、中国侵略日本軍が通常の歩兵部隊を装うことで細菌戦の犯罪行為を隠蔽していたことが明らかになった。また、戦後にソ連が日本の細菌戦犯罪に対する責任追及を継続していた歴史の詳細も明らかになった。新華社が伝えた。

今回公開された書類は全185ページに及び、海拉爾支隊の156人の隊員について、氏名、軍階級、入隊時期、職務内容、異動歴、戦後の消息といった重要な情報が記載されている。同支隊の人員構成と運営体制を研究するうえで一次資料となる公文書である。

侵華日軍第七三一部隊罪証陳列館の金士成研究員によると、今回の研究では主に2つの重要な発見があった。

第1に、日本軍が歩兵部隊を装うことで細菌戦の犯罪行為を隠蔽していたことが明らかになった。例えば、満洲第97部隊、第177部隊、第201部隊などの通常の歩兵部隊の名で人員を召集し、731部隊本部で3ヶ月間の訓練を施した後、海拉爾支隊に配属していた。このような召集手法には明確な欺瞞性があり、731部隊による人体実験などの秘密犯罪行為の隠蔽が目的だった。

第2に、戦後における日本軍の細菌戦犯罪に対する追及の継続性が裏付けられた。書類によると、この156人のうち145人が戦後ソ連軍に捕らえられ、ソ連国内に抑留された。そのうち4人は1950年4月から9月にかけてハバロフスクで裁判を受けた。これは、1949年に行われた公開裁判の後も、ソ連による日本の細菌戦犯罪に対する調査と司法上の責任追及が継続されていたことを裏付けるものだ。(編集NA)

「人民網日本語版」2026年8月13日

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