眼鏡店の店主がAIを駆使して作成した動画「雲の上の仙宮」が海外で大バズリ!

中国のネットユーザーがAIを使って作成した動画「雲の上の仙宮」が今、海外でも人気を集めている。一面に広がる雲の上に伸びた真っ白な階段の向こうには、軒先が反り返った屋根が何層も重なる仙宮があり、神秘的な雰囲気を醸し出す大きな松の木には鶴が羽を休めている。この「雲の上の仙宮」は、セリフも字幕も全くないものの、公開からわずか4日ほどで海外でその再生回数が500万回を突破。多くの海外ネットユーザーから絶賛するコメントが寄せられている。中国外交部(外務省)の毛寧報道官が海外のソーシャルメディアにこの動画を転送したことで、動画の人気にさらに拍車がかかっている。


海外の多くのネットユーザーは、仙人が住むとされる「天宮」について次々と質問を寄せ、中国の神話体系を自ら研究し、「『仙境』が完璧に再現されている」と感嘆の声を上げている。
動画を作成した90後(1990年代生まれ)の陳愛軍さんは、四川省成都市で眼鏡店を営み、学生時代にAIを専攻していたわけでもない。AIを使った動画作成を2年間にわたり独学で学んできたという陳さんは、「子供の頃から、神話や仙侠小説が大好きだった。本を読んでいる時は、いつも頭の中でその世界を映像化していた。2年前、ネット上で、AIで古代中国の様子を再現した動画を見て、興味を持った。絵を描けず、撮影チームがいなくても、AIを使えば、頭でイメージした世界を自分で再現できると思った。そこで仕事の合間に、AIを独学し、動画の作成を始めた。伝統的な中国をテーマにした動画の作成にチャレンジしながら、少しずつ『雲の上の仙宮』シリーズを完成させていった」と話す。

AIを使って動画を作成する陳愛軍さん。
また、「『雲の上の仙宮』のビジュアルイメージは、『西遊記』や『封神演義』、『山海経』、『中華上下五千年』といった名作に描かれた神話の世界観を参考にした。そして黄山や三星堆、峨眉山、昌列寺といった実際の風景も参考にした」という。
今後の計画について、陳さんは、「眼鏡店の経営を中心としながらも、趣味としてAIを活用し、伝統的な中国をテーマにした動画制作をこれからも追求していきたい。今のところ、これをすぐにビジネスにしようとは思っていない。まずは焦らず、コツコツと作品を作り続け、海外に向けて東洋ならではの美学を伝えていきたい」と語った。(編集KN)
「人民網日本語版」2026年8月13日
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