中国製金属3Dプリンターが世界で売れ行き好調 受注量は約300%増、注文は年末までいっぱい

人民網日本語版 2026年08月25日14:41

中国製の金属3Dプリンターの受注が増え続けている。2026年上半期(1-6月)、金属3Dプリンターの輸出額は前年同期比で76%増加した。中国製金属3Dプリンターは今、単一製品の輸出から、設備やソフトウェア、技術サービスが一体化した海外進出モデルへ転換しつつある。

産業レベルの金属3Dプリンターは、レーザーを使用して金属粉末を溶融し、層を重ねる形で金属工業部品を「印刷」していく大型の精密工業設備だ。

3Dプリンターは金型を製作する必要がなく、デジタルモデル(3Dデータ)を直接、部品として実体化することができる。デジタル設計データを設備に読み込み、金属粉末を充填すると、設備がプログラムに従って層ごとに粉末を供給し、レーザーが溶融・焼結して、部品を一体成形する。

現在、金属3Dプリンターメーカーの中には、年末まで注文がいっぱいというところもある。

江蘇省蘇州市にある蘇州西帝摩三維打印科技有限公司の李道芬副社長は、「今年上半期、当社の受注量は前年同期比で約300%増加した。中型設備の価格は1台あたり500万元(1元は約23.7円)から600万元が一般的で、大型設備や特大型設備はだいたい1台の価格が2000万~3000万元になる」と話す。

試算によると、2025年の金属3Dプリンターのグローバル市場規模は前年比15.9%増の約54億ドル(1ドルは約159.2円)だった。そのうち最大の応用分野は航空宇宙で、世界市場の売上高の35%を占め、その次は医療と自動車に関連した応用分野だった。(編集KS)

「人民網日本語版」2026年8月25日

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