北京冬季五輪の開会式の聖火点火方法は、人々に耳目を一新するような印象を与えた。さらに予想外だったのは、メイントーチが3Dプリンターで作られたことだった。
冬季五輪のメイントーチは航天科技集団が全体的に担当した。メイントーチの外側と内側にあるリボンのような形状のパーツと燃焼システムは、安徽哈特三維科技有限公司が3Dプリンター技術で印刷し、さらに仕上げ磨きをして組み立てたものだ。その他のトーチと異なり、メイントーチには燃焼時間がより長いことが求められ、3Dプリンターに使用する材料の面でもより高い要求を突きつけられた。航天科技集団、哈爾浜(ハルビン)工業大学、哈特三維公司が共同で研究開発を行い、最終的に要求を完全に満たす水素トーチ及びその燃焼システムの製造に成功。メイントーチの燃焼の信頼性を保障した。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年2月22日