2機の「翼竜」ドローン、「空のライフライン」を築き西蔵の被災地の救援を支援
人民網日本語版 2026年08月28日13:50
8月27日午前11時10分、西蔵自治区日喀則(シガツェ)市で初任務を終えた1機の「翼竜」ドローンが、迅速な地上整備を受けて再び離陸し、救援活動を続けた。中国新聞網が伝えた。

「翼竜」ドローンは被災地域の偵察を続け、画像・映像を送信している。画像提供:中航無人機
8月26日午前10時30分ごろ、ネパール側で発生した土石流災害により、西蔵自治区日喀則市吉隆県の吉隆国境検問所で多数の死傷者と行方不明者が出た。
災害発生後、国家応急管理部(省)の統一指揮のもと、四川省自貢市と西蔵自治区日喀則市に常駐していた2機の「翼竜」ドローンが緊急離陸し、前後して現地へ向かった。被災状況の偵察と緊急通信支援を実施した。前線の指揮センターが被害状況を分析・判断し、捜索・救助部隊を配置し、二次災害のリスクを調査するためのデータを提供するとともに、地上の救援隊による行方不明者の捜索・救助や危険箇所の調査を支援した。
今回の任務では、2機のドローンが被災地で22時間以上にわたって連続運用され、被災地域を全方位から偵察すると同時に、緊急通信支援も並行して実施した。累計で6069人が通信サービスに接続し、660回余りの通話を確保した。
吉隆の任務エリアは青蔵高原の峡谷地帯に位置し、平均標高は5000メートルを超える。山岳地形は複雑だ。任務期間中は現場で雨が降り続き、雲が厚く、乱気流が頻発し、機体への着氷リスクも高かった。「翼竜」ドローンは、成熟した装備プラットフォーム、豊富な実戦経験、先進的な防氷・除氷システム設計を生かし、複数の悪条件が重なる中でも継続的に運用され、救援・災害対応活動の実施を支えた。(編集YF)
「人民網日本語版」2026年8月28日
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