科学技術による救援 「翼竜」ドローンが広西の被災地に通信サービスを提供

人民網日本語版 2026年07月08日15:34

激しい雨の影響で広西壮(チワン)族自治区では7月6日、複数のダムで深刻な危険事態が発生した。2機の「翼竜」ドローンが被災地上空を休みなく飛行し、被災住民に携帯電話の通信サービスを提供している。現在も救援活動は続いており、水位は大きく低下している。被災地の住民は携帯電話を通じて外部との連絡を取ることが可能となっている。

「翼竜」は緊急災害救援分野において、台風、地震、洪水などさまざまな複雑な状況に対応できるよう設計されている。道路、通信網、電力の断絶や切断が発生する極限状況を想定して開発された長時間滞空型多目的ドローン「翼竜」緊急対応モデルは、約50平方キロメートルの移動通信網を重点的に復旧させるとともに、1万5000平方キロメートルをカバーする音声・映像通信ネットワークを構築できる。さらに、その公衆通信基地局では、省をまたぐローミング、空中放送、緊急SMS配信などの技術検証を完了しており、迅速な通信ネットワーク構築能力を備えている。

このほか、民間サービス分野でも「翼竜」シリーズの活用範囲は拡大を続けている。人工降雨では、「翼竜-2H」が観測と散布を同時に行うことで、高精度な人工降雨作業を実施できる。気象観測では、高原地域の南西渦や南中国海の台風に対する機動的な気象観測任務を遂行した実績がある。森林・草原火災の予防・消火では、偵察・通信機器を搭載し、空・宇宙・地上を一体化した監視・処理システムの構築を支援している。(編集YF)

「人民網日本語版」2026年7月8日

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