中国初のオープン型商業宇宙測定・運用・制御共有プラットフォームが稼働開始
全国初のオープン型商業宇宙測定・運用・制御共有プラットフォームである「北京ロケット大通り商業宇宙スマート測定・運用・制御センター」がこのほど正式に稼働開始し、ロケット打ち上げミッションの全工程にわたる衛星・ロケットの測定・制御を実施したことが8月28日、分かった。これにより、「亦荘のロケット、亦荘の衛星、亦荘の測定・制御」を実現し、商業宇宙分野における象徴的な成果となった。科技日報が伝えた。
北京ロケット大通り商業宇宙スマート測定・運用・制御センターは、北京亦荘の企業である航天長征火箭技術有限公司が建設したもので、北京経済技術開発区が重点的に整備する「北京ロケット大通り」の6つの共通サービスプラットフォームの一つだ。
宇宙機のインテリジェント運用・指揮ハブとして、同センターは宇宙分野で成熟した汎用アーキテクチャを基盤に、大規模AIモデル、クラウドコンピューティング、ビッグデータなどのデジタル・インテリジェント技術を深く融合させている。そして、1000基のロケット、1万基の衛星、100カ所のステーションに対応する「衛星・ロケット・発射場・利用・管理」の全要素を一体化した、中国国内でも先進的な技術サービス体系を構築した。発射区域の測定・制御、飛行区域の測定・制御、回収区域の測定・制御、衛星の軌道上での長期管理などの中核機能を統合し、宇宙測定・運用・制御の技術力をさらに高めている。
同センターは世界の商業宇宙事業者を対象に測定・運用・制御サービスを提供し、低軌道、高軌道、地球-月空間をカバーする。年間200回以上の商業ロケットの打ち上げ・回収における測定・制御能力と、5000基以上の商業衛星に対する測定・運用・制御サービス能力を備えている。
北京経済技術開発区の関係責任者は、「分かりやすく言えば、このセンターは宇宙打ち上げミッションの『神経中枢』だ。今後、企業は北京ロケット大通りでロケット打ち上げミッションのデータ判読、ミッションレベルの指揮・連携、さらに衛星の軌道上運用における測定・制御・指揮、データ受信・処理を行えるようになる。測定・制御能力を各地に分散させる必要がなくなり、商業宇宙企業は自らの『共有指揮所』を持つことになる」と説明。
同センターの稼働開始に伴い、北京経済技術開発区は商業宇宙分野の測定・運用・制御という重要な部分を補完し、「衛星・ロケット製造―打ち上げサービス―測定・運用・制御―データ利用」という産業のクローズドループを実現した。(編集YF)
「人民網日本語版」2026年9月2日
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