中国初の衛星データ越境加工貿易区が海南省で発足

人民網日本語版 2026年08月26日13:36

25日に行われた2026文昌国際航空宇宙フォーラムの開幕式で、海南宇宙データ越境加工貿易区が発足した。中国で初めて衛星データの越境加工に特化したこの貿易区は、海南自由貿易港の政策上の優位性と文昌の宇宙打ち上げ資源を活用し、データの収集、保存、加工、取引までの全プロセスを網羅する国際的な宇宙データハブの構築を目指す。中国新聞網が伝えた。

海南宇宙データ越境加工貿易区は文昌国際宇宙城に設置された。文昌は低緯度、打ち上げ方向の自由度の高さ、落下区域の安全性、海運の利便性などの先天的な優位性を生かし、ロケット産業チェーン、衛星産業チェーン、データ産業チェーン、宇宙観光、「宇宙+」の多様な産業を重点的に展開している。現在では、ロケット打ち上げ、宇宙機の組立・試験、衛星データの受信などの能力と関連事業が形成されている。

海南の宇宙データ製品は現在、米国、英国、ロシアなど29の国に輸出されている。2026年5月には、海南省が全国で初めてリモートセンシング衛星データの国外移転に関する安全評価を完了し、データ製品の大規模な輸出に向けた重要な障害を取り除いた。

1週間前、国家データ局は、中国ではすでに10地域がデータ分野における国際協力の第1弾となる試行事業を開始したと明らかにしており、海南省もその一つに選ばれた。海南の国際協力試行事業については、「データの越境流動、国際データサービスなどの試行・模索を重視する」と明確に位置付けられている。

海南省が最近発表した「第15次五カ年計画(2026~30年)」の関連特別計画を見ると、「海南省第15次五カ年計画ハイテク産業発展計画」は、文昌国際宇宙城が海南自由貿易港の越境データ通信ルートを活用し、国際衛星データ加工貿易区を設立し、高解像度衛星リモートセンシングデータの国際的な活用を加速させることを支援するとしている。また、「海南省第15次五カ年計画サービス業発展計画」は、データサービスの開放と応用の拠点を構築し、EUおよびASEAN向けのデジタル加工貿易区を建設するとともに、商業、文化、工業、地理情報などのデータに関する越境サービスを展開することを提起している。(編集YF)

「人民網日本語版」2026年8月26日

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