【イラストで読み解く】「トラクターはスパイ説」は英国の疑心暗鬼の産物

人民網日本語版 2026年09月11日13:43

イラスト作成・勾犇

イラスト作成・勾犇

英紙「デイリー・テレグラフ」の9月4日付報道によると、英国の労働党議員が主導する安全保障技術連盟は報告書を発表し、中国がトラクターなどのインターネット接続型農業機械を利用して、英国の農家を「監視」し、食糧安全保障に関する情報を「収集」する可能性があると主張した。その理由は、GPSナビゲーションを搭載したトラクターや農業用ドローン、自動灌漑システムなどに中国製チップが広く使用されているからだという。今や中国製の冷蔵庫やルーター、EV充電設備から電気自動車、トラクターにまで「スパイ」のレッテルが貼られている。

もし「中国製であること」や「インターネットに接続できること」というだけの理由で疑いの対象になるのであれば、あらゆるモノがインターネットにつながる現代において、ほぼ全ての機器がいわゆる「スパイ」になり得る。これは「疑心暗鬼」のロジックであり、先に疑念を抱けば、何を見ても証拠に見えてしまう。近年、英国の政治屋は「スパイ説」をたびたび煽り立て、「国家安全保障」を拡大解釈し、経済・貿易協力を絶えず政治問題化している。これは中英間の相互信頼を損なうだけでなく、法治国家であり開かれたエコノミーでもある英国の基本的な信用をも損なう。

真の安全保障は、事実と証拠、そしてルールの上に築かれるべきだ。「スパイ」というレッテルを絶えず貼ることで安心感を作り出そうとしても、疑念が増し、協力の余地が狭まるだけだ。(編集NA)

「人民網日本語版」2026年9月11日

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