世界最大の「電力スーパー」南方エリア電力市場が運営開始

人民網日本語版 2026年10月26日13:58

10月24日、南方エリア電力市場が正式に運営を開始し、現時点で世界最大かつ世界で最も多忙な「電力スーパー」となった。広東省、広西壮(チワン)族自治区、雲南省、貴州省、海南省の5省・自治区の市場参加主体の登録数が29万を超え、全国の総登録数のうち約4分の1を占めている。これらの市場参加主体が今後、一つの市場で継続的に取引を行うことになる。

南方エリア電力市場は試行事業から正式な運営開始という「重要な第一歩」を踏み出し、全国統一電力市場体系の構築は新たな進展を遂げた。全国統一電力市場体系は2030年までに基本的に構築が完了する見込みだ。

これまで異なる省・自治区・直轄市の間には市場ルールの相違やさまざまな障壁が存在していた。2025年6月に継続的な取引・決済の試験運用が始まって以来、南方エリア電力市場では、発電会社、電力販売会社、電力利用者など各種市場参加主体が同じ土俵で競争を行うようになり、石炭火力発電、水力発電、原子力発電、風力発電、太陽光発電、ガス発電を含む全ての発電方法による電力が、統一されたルールの下で価格競争を展開し、価格を統一的に形成するようになった。

南方エリア電力市場の規模は拡大を続けている。

2026年1-9月、同市場の累計電力取引量は9000億キロワットアワー(kWh)に迫り、電力網全体の販売電力量の7割以上を占めた。販売電力量の増加分のうち4割は、新エネルギーによるものだ。1日当たりの取引成立電力量は最大で40億kWhを超えた。

ルールの統一後、電力は省・自治区・直轄市の境界や時間帯を越えて、よりスムーズに流通するようになり、資源の配置もより広い範囲で最適化が行われるようになった。(編集KS)

「人民網日本語版」2026年10月26日

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