【数字で見る】中国・中央アジア協力の成果

■10.4％増加

税関総署の統計によると、今年も中国と中央アジア5ヶ国との貿易は規模を拡大している。1-5月、中国の中央アジア5ヶ国との貿易総額は2864億2000万元（1元は約20.2円）で、前年同期比10.4％増となり、同期における過去最高を記録した。内訳は輸出が1881億8000万元で5.6％増、輸入が982億4000万元で21％増だった。（出典：人民日報、新華網）

■948億ドル

中国－欧州カスピ海横断直通エクスプレスの開通、中国－キルギス－ウズベキスタン国際鉄道プロジェクトの正式始動、「霍爾果斯（コルガス）－東大門」経済特区内陸港の発展、中央アジア地域初の中国図書センターの設立、中国と中央アジア諸国との90組以上に及ぶ友好省州・友好都市関係の構築などに後押しされる形で、中国と中央アジアとの協力は急速に発展し、全面的に進展している。2024年の両者間の貿易額は過去最高の948億ドル（1ドルは約145.0円）に達し、国交樹立当初の200倍以上となった。（出典：人民日報、新華社）

■「中欧班列」の約80％

中国－キルギス－ウズベキスタン国際鉄道、別迭里通関地などの大型協力プロジェクトが相次いで実行に移され、国際定期貨物列車「中欧班列」の全運行本数の80％近くが中央アジアを経由している。（出典：人民日報、人民網）

■4ヶ所で開設

中央アジアでは中国文化センターが2ヶ所、魯班工坊（中国の対外職業教育協力機関）が4ヶ所で開設され、トルクメニスタンでも魯班工坊の建設が進行中だ。中国の有名大学複数が中央アジアに分校を開設し、6ヶ国間の留学生相互派遣事業も日増しに規模を拡大している。（出典：人民日報、新華網）

（編集NA）

「人民網日本語版」2025年6月17日