習近平国家主席がタジキスタンのラフモン大統領と会談

人民網日本語版 2025年06月17日16:39

習近平国家主席は17日午前、カザフスタンのアスタナで第2回中国・中央アジアサミットに出席し、サミット期間中、タジキスタンのラフモン大統領と会談した。

習主席は、「中国はタジキスタンの信頼できる隣人かつパートナーであり、タジキスタンが国家の独立、主権、安全を守ることを断固として支持している。双方は両国外相による戦略的対話メカニズムの役割をしっかりと発揮させ、各分野の協力を協調的に推進する必要がある。また、二国間貿易と投資規模を拡大し、交通インフラプロジェクトの建設を加速させ、相互接続レベルを持続的に向上させる必要がある。孔子学院、魯班工坊、中医薬センターの役割を十分に発揮させ、今年秋にタジキスタンで開催される『中国文化デー』をしっかりとやり遂げる必要がある。法執行・安全保障協力をさらに緊密にし、『3つの勢力』(極端な宗教勢力、民族分裂勢力、テロ勢力)への打撃に力を入れる必要がある。双方は多国間主義の維持と国際経済・貿易秩序の防衛の面で共通の利益があり、中国・中央アジア協力などの多国間メカニズムの中で協調と協力を強化する必要がある。中国はタジキスタンが国際気候ガバナンスにおいて重要な役割を果たすことを支持している」とした。

ラフモン大統領は、「タジキスタンは、中国と緊密なハイレベル交流を維持し、戦略的意思疎通を強化し、貿易、投資、農業、インフラ建設などの伝統的な分野における協力を強化し、新エネルギー、グリーン産業、人工知能(AI)など新興分野における協力を拡大することを望んでいる」とした。(編集AK)

「人民網日本語版」2025年6月17日

注目フォトニュース

関連記事