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チャウ・シンチー監督の新作コメディー発表
日本でも「少林サッカー」などの作品で知られる香港のチャウ・シンチー(周星馳)監督が旗を振った新作映画「西游・降魔篇」の記者会が1月8日、香港で開催。
同作品は、チャウ監督が1994年に主演を務めたコメディー映画「大話西遊」の関連作品。まだ少年だった頃の三蔵法師と孫悟空の出会いや冒険を描いている。チャウ監督にとっては「ミラクル7号」(2004年、原題「長江7號」)以来4年ぶりのコメディー映画制作となった。
「西遊・降魔篇」監督
チャウ・シンチー(周星馳)
1962年香港生まれ。上海人と広東人の両親を持つ。TVBの俳優養成学校に通い、子供番組の独特なスタイルを持つシニカルな司会者として注目を浴びた。
監督チャウ・シンチーの素顔
チャウ・シンチー(周星馳)は2月10日に公開された4年ぶりの監督作「西遊降魔篇」は中国語映画の歴代記録を次々と更新し、監督としてもその類まれな才能を存分に発揮している。
中国語映画界の「コメディー王」と呼ばれるチャウ・シンチーは、記者会見でも旺盛なサービス精神をみせ、周囲を度々爆笑の渦に巻き込むが、実は内向的で、あまり本心を語らないことでも知られる。
■本音を語らない監督 クランクイン1カ月前にメールと脚本が
■あらゆる主要役柄で自ら演技を披露 役者に創意を与える監督
■【マスコミが作り上げたイメージと異なるチャウ・シンチーの素顔
ヒット記録更新中の「西遊・降魔篇」
興行収入が15日間で10億元突破
旧正月元旦に上映が始まって以来、中国語映画の記録を瞬く間に更新。バレンタインデーにも1日当たり興行収入の記録を塗り替えた。節日に重なったこともあるが、それでも驚くべきマジックだ。
興収が中国語映画史上3位に 公開10日で
「西遊・降魔篇」は10日に初日を迎えて以来、爆発的な勢いを見せており、興行収入や観客動員数などあらゆるジャンルで次々と新記録を打ち立てている。
盗作疑惑
日本のゲームを参考に?
中国は笑いに飢えている?チャウ・シンチー新作がメガヒット
ファミリー層や若年層を呼び込む
今回のヒット要因のひとつには、中国では老若男女が愛する西遊記をモチーフにした映画という強みに加え、ホラー的な魔物色を強く打ち出したことで...
コメディー映画に沸いた冬
今年の冬の中国映画界は中国映画の健闘ぶりが非常に目立ったシーズンとなった。中でも前半は「Lost in Thailand」、後半は「西遊」と2本のコメディ映画が市場を席巻した...
メガヒットで一番得するのは誰?
公開15日間で興収10億元(約148億円)を突破した中国のメガヒット映画「西遊・降魔篇」を製作した香港の映画製作・エンターテインメント事業グループ「比高集団(Bingo」)と中国最大の映画製作会社「華誼兄弟」の利益配分をめぐる争いにも当てはまる。
メインヒロイン
三蔵法師
ウェン・ジャン(文章)
降魔女俠の段小姐
スー・チー(舒淇)
孫悟空
ホアン・ボウ(黄渤)
空虚公子
ショウ・ルオ(羅志祥)
主役 ウェン・ジャン(文章)
1984年陝西省西安市生まれ。2006年中央戯劇学院演技学科卒業。大学在学中に出演したテレビドラマ「奮闘」などで一躍有名になる。チャウ・シンチー新作「西遊降魔篇」では三蔵法師役で主演を務める。80年代生まれを代表する俳優。
「西遊・降魔篇」のスチル写真
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