プーアル茶産業　時間の蓄積と空間の超越 (2)

　プーアル茶の生産の標準化は、デジタル化・工業化と同時進行で進められている。プーアル市は近年、国家基準および国際品質基準を満たす生産・品質監督体系を構築しており、天津天士力帝泊洱などの大企業を誘致し、プーアル茶産業の大工業化の歩みを加速し、プーアル茶産業の科学的発展および持続可能な発展を力強く推進している。
 
　科学的なプーアル茶産業を形成するため、プーアル市は2008年より全面的に「科学プーアルアクションプラン」を施行し、プーアル茶産業の改善と発展を事業の重点とし、プーアル茶産業の急速かつ効率の高い発展を推進している。「科学発展」新戦略・新科学技術・新理念の推進を受け、茶産業は科学技術・ブランド・商品イノベーションを支柱とし、リーディングカンパニーのけん引を受け、産業の大発展を推進する構造を形成した。
 
　標準プーアル、科学プーアルを基礎とし、プーアル市は養生プーアル茶産業の建設に力を注ぎ、グリーン発展のエコ理念をその中に盛り込み、90万ムー余りの現代茶畑拠点のエコ改造を実施した。各品目のセット栽培、適地適作、合理的な配置、植林・造林により、茶畑マクロ環境条件を改善し、茶樹の成長に適したエコ環境を創造し、茶樹を中心とする生物群を形成し、生物多様性の作用を発揮し、エコ複合エコ茶畑を建設し、茶産業の発展水準を全面的に引き上げ、プーアル市の美しい山河に彩りを添えた。
 
　古茶畑から養生プーアルに至る過程は、歴史の前進の歩みだ。発展の模索の継続により、プーアル茶は現代化に向け華々しい転身を実現した。

　「人民網日本語版」2013年9月