習近平国家主席はインドネシア共和国のユドヨノ大統領、マレーシアのアブドゥル・ハリム国王の招待に応じ、10月2日から8日にかけ両国を公式訪問し、インドネシア・バリ島で行われるアジア太平洋経済協力(APEC)第21回非公式首脳会議に出席する。習主席の東南アジア訪問は初めてであり、善隣友好関係を一段と揺るぎないものにし、各分野の互恵協力を全面的に推進し、2国間関係の発展のビジョンを共同でまとめ、地域協力や関心を共有する国際問題について意見交換することを主な目的としている。
APECサミットの歴史
第20回APEC首脳会議
期間:2012年9月8日-9日
テーマ:成長のための統合、繁栄に向けた刷新
成果:各国首脳は貿易・投資自由化、地域経済統合、信頼できるサプライチェーンの構築について意見交換し、アジア太平洋地域と世界の発展・繁栄、人々の幸福の増進に一層の貢献を果たしたいと表明した。第18回APEC首脳会議
期間:2010年11月13日-14日
テーマ:変革と行動
成果:各国首脳は「首脳宣言」を発表し、APECとして地域経済の統合を促進し、アジア太平洋自由貿易圏の創設を着実に推進する方針を表明した。
第19回APEC首脳会議
期間:2011年11月10日-14日
テーマ:緊密に結びつく地域経済
成果:首脳会議では「緊密に結びつく地域経済」をテーマに、アジア太平洋地域の経済成長、地域経済統合、グリーン成長、エネルギー安全保障、制度協力などが話し合われた。第17回APEC首脳会議
期間:2009年11月14日-15日
テーマ:世界金融危機対策、経済発展モデルの転換
成果:2010年中のドーハ・ラウンドの合意実現を推進することが、保護貿易主義に対処する有効な手段であると同時に、経済刺激策が経済回復の牽引に効果を上げるための鍵にもなるとの考えを再確認した。