温家宝総理がインドネシアのユドヨノ大統領と会談
温家宝総理は18日、インドネシアのユドヨノ大統領と会談した。 |
温家宝総理は18日、インドネシアのユドヨノ大統領とプノンペンで会談した。
温総理は「近年来、中国とインドネシアは相互尊重と相互信頼を基礎に友情を発展させ、協力を深化してきた。両国は緊密なハイレベル交流を継続し、重要な対話制度を複数構築した。経済貿易、人的・文化分野の実務協力は実り豊かな成果を上げ、防衛、法執行、宇宙、海上協力は突破口を開き、地域・国際問題で緊密に連携し、共通利益を効果的に守ってきた。インドネシアと共に各合意を全面的に実行し、両国関係の新たな進展を促したい」と述べた。
また「両国の経済貿易協力強化は重要なチャンスを前にしている」と指摘し、具体的措置として(1)「中国・インドネシア経済貿易協力5カ年計画」の策定に一段と力を入れ、重点協力分野・事業を確定し、持続的、効果的に協力を推進する(2)投資協力を拡大する。中国は自国企業が鉱産物加工、製造業、農業、ハイテク分野でインドネシア側と協力し、製品競争力を共に高める事を奨励する(3)相互理解と相互譲歩の精神に基づき、適切に問題を解決し、困難を克服して、自信を強める--ことを提言した。
ユドヨノ大統領は中国の指導者が両国関係を重視し、推し進めていることを高く称賛し、温総理の提言に完全に賛同した。また、中国共産党の第18回党大会の成功を祝したうえで「双方のたゆまぬ努力の下、インドネシアと中国の関係は必ずやより良く前向きに発展し、両国人民に幸福をもたらすと信じている」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年11月19日