習近平国家主席は30日、ベルギーのフィリップ国王とブリュッセルで会談した。
習主席は「中国・ベルギー関係は良好に発展している。ベルギー王室は先駆者、創立者、推進者であり、われわれはこれを高く称賛する。ベルギーはEU本部の所在国、欧州の中心であり、中国にとってはEUにおける重要な協力パートナーでもある。私にとっては国家就任後初のベルギーおよびEU本部訪問であり、特別な意義がある。今回の訪問を通じて中国・ベルギー関係、中国・EU関係の一層の発展を推進したい」と述べた。
フィリップ国王は「習主席は私が国王就任後初めて国賓として受け入れる外国元首であり、ベルギーとしてはまことに光栄だ。昨日のベルギー紙への習主席の寄稿を読み、習主席がベルギーとEUを強く重視していることを感じた。ベルギー王室とベルギー政府はこれまでと同様に対中友好政策を遂行し、EU・中国関係の促進に独特な役割を発揮することを望んでいる」と表明した。
フィリップ国王は、際立った貢献をした政界の要人や王室メンバーに与えられる最高の栄誉勲章を習主席に授与した。習主席は同日、ベルギーの無名戦士の墓も訪れ、献花した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年3月31日