四川省郷城県香巴拉鎮では25日、独特の蔵(チベット)族と漢族の結婚式が行われた。新郎は雲南でビジネスを営む郷城県の蔵族の熱登降惜さん、新婦は香格里拉出身の漢族の張玉芬さんだ。彼らの現代的な要素を取り入れた西蔵族の婚礼に、家族は友人など多くの人がお祝いに訪れた。康巴の江南と呼ばれる郷城県蔵区は、地理的な環境から独特な婚礼の習慣が形成された。同地の蔵族では婚礼の日、経幡(タルチョ。チベットの五色の祈祷旗)を飾り、ゲストが新郎新婦に哈達を贈り、歌を歌い合うといった習慣があり、会場は熱気に包まれる。現在の蔵族の婚礼には漢文化や他の民族文化と相互に浸透して多くの変化が生じているが、康巴の素朴で独特な婚礼の習慣が依然として引き継がれている。「新華網」が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2012年11月28日
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