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日本の消費者のiPhone5sブーム 現地ブランドの衰退を反映

20日朝、東京・銀座のアップル銀座店(上)、Softbank銀座店(中央)、docomo銀座店(下)。

 米アップル社の新型iPhone5sとiPhone5cが20日、中国や日本等で発売された。新型iPhoneの発売では多くの不満や失望の声が聞かれるが、日本の消費者は逆に長蛇の列でiPhoneへの高い人気を表し、東京のiPhone発売の各大店舗前では20日朝から市民の長い列が見られた。新しい通信キャリアがiPhone販売の列に加わったため、現在日本市場ではiPhoneの激戦が繰り広げられているが、これは同時に日本のスマートフォン機の衰退も表すものだ。

 地価の高い東京・銀座で、400メートル以下の距離内にiPhoneを売る大型店舗が3店もある。20日朝、アップル銀座店とSoftbank銀座店の前には200人近くが列を作り、アップル銀座店前では10日前から列に並び始めた忠実なファンもいる。今年からiPhone販売を開始したdocomo銀座店前はやや少なく、10数人が列を作っていた。

 日本にはiPhone単体での販売がなく、購入時には通信キャリアを選ばなければならない。これまで日本市場ではアップル社と、Softbank、AUの通信キャリア2社のみがiPhoneを販売していた。スマートフォンの普及度が向上するのにともない、特にiPhone利用者の増加により、もう一つの大手キャリアdocomoに対する圧力が大きくなる一方で、利用者の流失を防ぐために同社も今年からiPhoneの販売を開始した。

 日本企業の調査データによると、今年8月末時点の日本のスマートフォン普及率は28.2%に達し、携帯電話の3台に1台がスマートフォンで、この割合は去年同期より10ポイント増えた。また各種スマートフォンの中で最も人気なのはiPhoneで、ここ数年人気が高まっている。それまで日本の携帯市場はずっと日本ブランドが主流だったが、すでにそうした状況は変化している。調査会社のMM総研が5月に発表した調査報告によると、今年3月時点の日本市場で年販売台数が最大なのはアップル社で、市場シェアは35.9%。2位は日本の富士通で13%、3位はソニーで12%となっている。(編集YH)

 「人民網日本語版」2013年9月22日

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