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習近平主席がBRICS首脳会議に出席

--新興国経済に自信
各国首脳の集合写真

 習近平国家主席は5日、ロシア・サンクトペテルブルクでBRICS非公式首脳会議に出席し、ブラジルのルセフ大統領、ロシアのプーチン大統領、インドのシン首相、南アフリカのズマ大統領とBRICS協力や重大な国際・地域問題について意見交換し、立場を調整した。

 習主席は「各種のリスクや試練を前に、BRICS各国は重大な問題で共通認識を固め、団結と協力を強化する必要がある」と強調。「BRICS各国は行動を調整し、間もなく開催されるG20サンクトペテルブルクサミットの前向きな成果を後押しする必要がある。現状では、第1に先進国の金融緩和政策の波及効果にしっかりと対処する必要がある。先進国は構造改革をしっかりと行い、量的金融緩和政策縮小のタイミング、ステップ、方法を把握する必要がある。中国は新興国経済に対して自信を持っている。第2に開かれた世界経済を守り、発展させ、保護貿易主義に反対し、多国間貿易体制をしっかりと守り、ドーハ・ラウンド交渉の早期収穫を促す必要がある。第3に世界経済ガバナンスにおける新興国の議席を増やし、発言権を強化し、国際通貨基金(IMF)のクオータ改革という決定の実行を推し進め、世界経済における各国の経済規模の重みを反映する新たなクオータ公式を定めると同時に、特別引出権(SDR)通貨バスケットを改革する必要がある。BRICS開発銀行と外貨準備基金の創設を加速し、BRICSの金融セーフティネットを構築すべきだ」と表明した。

 各国首脳は「世界経済は依然リスクと試練に直面し、回復の基礎は脆弱だ。G20を含む主要経済体はマクロ経済政策の調整を強化し、世界経済の強固で持続可能かつ均衡ある成長を力を合わせて推し進めるべきだ。先進国は責任ある経済・金融政策を講じる必要がある。特に量的金融緩和政策の縮小時にはその波及効果を十分に考慮すべきだ。国際金融システム改革をさらに推し進める必要がある。IMFが2012年に決定したクオータとガバナンスの改革計画の実行を急ぐ必要がある。BRICS開発銀行の創設を加速するとともに、BRICS外貨準備基金を早急に創設する必要がある」と表明。また「保護貿易主義への反対を重ねて表明する。ドーハ・ラウンドの前向きな進展を他の国々と共に促したい。BRICS諸国は意思疎通と調整を強化し、共通の利益を守る必要がある」とした。(編集NA)

 「人民網日本語版」2013年9月6日


【特集】習近平主席が中央アジア4カ国歴訪 G20と上海協力機構首脳会議出席

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