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零下30℃の松花江で伝統的な冬の漁

 2014年01月09日16:16
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夜も明けきらぬ7日早朝6時、松花江河畔の大似海地区では、厚さ1メートル近くの氷に覆われた松花江の氷面の上では気温が零下30℃近くまで下がった。イヌの皮の帽子に厚い羊毛の上着を着た漁師たちが同日行われる大規模な大似海の冬の漁の準備を行っていた。魚把頭と呼ばれる親方が豊富な冬の漁の経験に基づいて氷の深さを調べ、氷の下で魚が集まる場所を探し、氷に穴を開ける場所を選び、氷の下で網で魚を追い込む方向を決めて50メートルごとに赤い目印の旗を挿す。新華社が伝えた。

 7時になると、魚把頭の指示の下で漁師たちは氷に穴を開け、竿を刺して縄を引き、網を下ろす。同時に、伝統的なシャーマン祭や魚把頭祭といった一連の儀式が行われる。昼12時ごろになると最初の網が引き上げられ、水揚げされた新鮮な様々な魚を観光客が先を競って買い求めた。

 冬の漁で最初に水揚げされた魚は「頭魚」と呼ばれ、身が柔らかくて美味しく、他の季節とは比べ物にならない。さらに、人々が先を争って「頭魚」を購入するのには、「頭魚」を食べて幸運を祈り、新しい一年の幸せを祈るという深い意味が込められている。(編集YH)

 「人民網日本語版」2014年1月9日

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