国家海洋局は20日、オーストラリア・パース港で停泊中の中国の極地観測船「雪竜」が既に準備を完了し、指令を受け次第、速やかに消息を絶ったマレーシア航空機の機体と見られるものが発見された海域に向かうとあきらかにした。新華社が伝えた。
「雪竜」はまだ捜索の指令を受けておらず、現在は従来の計画どおり第30次南極観測の任務を執行中だ。同時に「雪竜」は関連の準備を完了し、指令があり次第速やかに出発できるようにしている。パース港は問題の海域から1000海里以上離れており、「雪竜」が到着するには約4日が必要となる。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年3月21日