「星から来た」ト教授がファンの人気を集めているが、私たちが暮らす地球にも魅力的な神秘の世界があることをご存知だろうか。英国デイリー・メールの3月7日付け報道によると、ロシアのカメラマン、アレクサンドル・セミョーノフさん(28)は数百時間かけて世界各地の海に潜り、数多くの珍しく独特な海洋生物の写真を撮影している。これらの写真は人々に独特の視覚の祭典をもたらしている。環球網が伝えた。
セミョーノフさんによると、人間が海よりも月についての方が詳しいのは驚くべきことだ。彼は地球ではあまり人が行ったことのない世界を探検したいと考え、水中の世界の秘密をさぐりたいと考えた。彼は2008年からこうした人には知られぬ海洋生物の記録を開始し、現在では白海生物ステーションの科学潜水チームのリーダーでもある。
セミョーノフさんから見れば、自分は美しい瞬間を記録するために唯一海底生物のプライベートなパーティーに招かれたカメラマンのようなものだ。人々の関心を集めるこうした奇妙な生物は、まるで別世界から訪れたかのようで、様々な色鮮やかな珊瑚で飾られた世界には、それぞれ特色を持つ海の蠕虫やクラゲ、妖精のようなクリオネなどがいる。
セミョーノフさんによると、こうした美しい瞬間は撮影するのが難しいが、諦めなければチャンスはある。現在、彼は次の冒険のための準備を進めているところだという。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年5月8日
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