2014年2月18日  
 

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中国が南極海洋長期観測網を基本的に構築

 2014年02月18日16:36
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 国家海洋局は17日、中国の第30次南極科学考察隊がこのほど南極半島海域の海洋総合調査任務を完了し、南極調査船「雪竜号」に乗り組んで中国南極の中山基地に到着したと明らかにした。今回の南極半島海域の調査成功により、南極海洋の長期観測ネットワークが構築され、南大洋断面の総合観測における空白が補われただけでなく、2015年以降に中国の南極調査を陸地から南大洋地域全体に拡大するための基盤が固められた。光明日報が伝えた。

 今回の調査では様々なサンプルが得られた。そのうち物理海洋グループは33カ所でのCTDによる水の採取に成功。海洋化学グループはサンプル3000点以上を採取し、406点以上を分析した。海洋生物グループはオキアミのサンプル8点を採取し、また航行中に高速で葉緑素や温度、塩分濃度といったパラメータの測定に成功した。海洋底生物グループは6回にわたる三角網での底引き作業を行い、最大で100キログラム以上の海底生物サンプルを獲得。地球物理グループは合計8件の探知任務を完了し、業務量にして約1045キロメートルの任務を行った。海洋地質、海洋微生物生態学、オキアミ資源調査分野で多くのサンプルを採取した。(編集YH)

 「人民網日本語版」2014年2月18日

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