2014年4月25日  
 

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思考:読書に時間を

 2014年04月23日15:20
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寝室で読書する張さんの後ろには山の様な本が積まれている。卒業を控えた哲学科修士課程の彼は毎日平均2時間、每月3冊の本を読破している。携帯電話は情報や知識を得るのに便利で、またクラウド書庫などもあるが、自分は携帯電話と本当の読書とがそれぞれ半分の時間を占めていると語る。厲厲さんは読書好きの小学生だ。重いカバンを背負った彼女は毎日帰宅すると、大部分の時間を復習や宿題に使い、読書のために使える時間は少ない。私は読書が好きだが、大部分の時間は宿題にあてられており、課外の本を読む時間はあまりない」と語る。地下鉄を待つメイクアップアーチストの胡さんは携帯電話の操作に余念がない。もう長いこと本を読んでいないと語る彼女は、元々読書好きではないと語る。現在は技術がこれほど発達しており、情報取得には携帯電話があれば十分だ。彼女にとって微博(ウェイボー)や微信(WeChat)はとても便利で、どこにいても世界を理解するのに役立つ。彼らは男女を問わず、どこでも同じ姿勢を保っている。情報伝達がスピードアップした現在、知識や情報は手軽に手に入る「ファストフード」になっている。販売店で新聞を買う宋さんはずっと読書の習慣を保っている。早起きして、携帯電話で朝刊を読む。宋さんは「今の若者は携帯電話で遊ぶのが好きで、本を読もうとしない。若者は本をたくさん読むべきだ。歴史を理解して初めて未来を把握できる」と語る。写真は三聯書店で本を読む人たち。
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 2014年4月23日は15回目の世界図書・著作権デー(世界読書デー)だ。この日、世界各地では様々なイベントが行われ、読書を重視し、読書を生活習慣にすることが呼びかけられる。生活テンポが速まり、科学技術が日進月歩で進化するのにともない、人間は徐々に静かに読書する時間を失っている。読書と言えば人は「忙しくて時間がない」と答えるだろう。読書に残された時間はいったいどのぐらいあるのだろう。それぞれの人にそれぞれの答えがあることだろう。中国新聞網が伝えた。(編集YH)

 「人民網日本語版」2014年4月23日

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